続・Wuppertal留学日記

2016年10月から2017年3月頃まで、再度留学する機会に恵まれました。前回に引き続き、大学の様子や体験などを書き残していこうと思います。

(2016年10月19日(水):雨/曇り) 図書館利用カード入手

今日は10時前に起床、朝食等々をダラダラと済ませ、11時頃から活動を開始しました。

昨日の半日旅行が結構疲れたようで、体が重いです。
ついでに今日は割と本格的に雨です。なんだか陰鬱な日だなぁ。

午前中は日本の大学の国際交流課に提出する報告書の作成に費やしました。
お昼過ぎに友人から連絡があり、一緒にMensaで昼食を摂り、その足で図書館へ行きました。
彼は図書館にまだ入ったことがなかったとのことで、一度中を見てみたかったのだそうです。

窓口で色々質問していたところ、学生証が発行されていなくても以下の書類さえあれば利用票を発行していただけるということが分かりました。

・身分証(パスポートなど)
・Wuppertalの学生であることを証明する書類(Semester ticketと一緒に印刷可能なStudentenbescheinigungなど)

早速カードを作っていただき、今回初の図書館利用です。

以前もちらっと書きましたが、図書館の利用方法は一新されていました。
荷物の持ち込みが可能になったことが最大の変化にして改善点だと思います。

図書館の入り口は7階にあり、そこから10階までの4フロアが全て図書館関連施設となっています。
蔵書は少なくとも私の所属大学よりは多いです。
また、読書用の部屋やインターネット設備も完備されており、何人かで集まって勉強できるようなスペースまでありました。

友人と一緒に歴史コーナーがある10階を訪れてみたのですが、図書の分類方法が日本とは異なっていたために目当てのコーナーを探すのに手間取ってしまいました。
私は修士に入ってから大学の図書館でアルバイトしていたのですが、その経験が役立つということは特にありませんでした。
日本の番号で分類する形式は世界共通なのかと思っていましたが、こちらでは3文字のアルファベットごとにジャンルが割り振られているようです。
まだ慣れていないので何とも説明し難いのですが、これから利用していくうちに法則が分かってくるかと思います。

そういえば、アルバイトという半ば日本語と化したドイツ語単語がありますが、ドイツでアルバイトというと労働・仕事であり、学生が副業的に行うものを指しません。
日本語で言うところのアルバイトは、ドイツ語では「mini job」または「teilzeitig arbeit」などというのだそうです。

それにしても、セメスターチケット入手に一週間、図書館利用権の獲得にさらに一週間かかってしまいました。
二度目の留学で手慣れているなどと思っていたのは完全な慢心だったようです。
トラブルや新システムに翻弄されている間に10月も下旬になってしまいました。
半年という時間の短さに早くも恐怖を覚え始めています。
見に行かなければならない場所もまだまだたくさん残っているので、タイミングを見つけ次第、一か所ずつ片付けていかなければ間に合いそうにありません。
まずラベーに足を運ばなければ。

午後はこれまでの研究のまとめなどをするために自室で作業していました。
自分の研究のハンドアウトをドイツ語で作ってみようと試みていたのですが、うまくできているのかわかりません。
ハンドアウトは今後各種施設を訪れる際や、交流会などでこちらの学生と知り合う機会に利用する予定です。
当初は英語で作っておけばいいやと思っていたのですが、せっかくだしと思って手を出し始めたがために時間がかかってしまいました。
無駄な時間ではないと思いますが、もう少しドイツ語運用能力を向上させて作業速度を上げたいところです。

現在0115時、そろそろ寝ます。
明日は、歴史学関連の学生相談に行かなければ。