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続・Wuppertal留学日記

2016年10月から2017年3月頃まで、再度留学する機会に恵まれました。前回に引き続き、大学の様子や体験などを書き残していこうと思います。

(2016年11月28日(月):曇り/晴れ) Wuppertalのクリスマスマーケット?

ドイツ語コースでは明日の朝テストが行われるそうです。最近予習復習をあまりしっかりやっていなかったのですが、この機にまとめて復習しておこうと思いました。すると、喫煙サークルのメンバーがみんなで図書館で勉強しようと誘ってくれました。今日は夕方まで一切予定がありません。彼らの誘いに乗って、ドイツ語勉強会に参加することにしました。

16時頃まで図書館で勉強していたのですが、人と勉強していると自分が見落としているポイントを指摘してもらうことができたりとありがたい効果があるのだということが発見できました。私はそもそも真面目に机に向かってきた経験があまりないうえに、万が一勉強するにしても他人と同席して何かするなんてことはほとんどありませんでした。たまにはこういうのもいいですね。

勉強会ののちは、日本人の友人たちとWuppertalのクリスマスマーケットへ行くことになっていました。慌てて洗濯物などを終え、家を出たのですが、17時前後だというのに既に外は真っ暗でした。

Wuppertalのマーケットは、駅前から路地に沿って細長く伸びた形をしています。クリスマスマーケットにはいくつか典型的な食べ物・飲み物があります。今更ながら、いくつか紹介します。

・Reibekuchen
じゃがいもで作ったパンケーキ状の揚げ物。
アップルソースをつけて食べるというのが伝統的な流儀らしい。
何もつけないと油の塊のようでくどい味ではあるが、極寒の外で食べる分には気にならない。

・Champignon
マッシュルームにソースをつけて炒めたようなもの。
玉ねぎが添えられている場合もあり、中々スパイシーでおいしい。
ガーリック風味のマヨネーズのようなソースを付けて食べることが多い。

・Bratwurst
いつも通りの焼きソーセージ。
パンに挟んで食べる。
出店がたくさん出ていて、大抵どこのクリスマスマーケットでも食べる機会はある。

・Glühwein
スパイス入りホットワイン
赤が典型的だが、白もある。
飲むと温まるという評判だが、大抵冬の夜の寒さの方が勝ってしまって効果は薄い。
家で飲んだ方がじっくり温まることができる気がする。

その土地オリジナルデザインのマグカップにワインを注いでくれるため、あちこち観光に行っているとマグカップのデザインを見ているだけでも楽しむことができる。
カップは飲んだ後に返却するとお金が帰ってくるというデポジット方式で、裏を返せばお金がいらないならばカップを持ち帰っても構わない。

・Eierpunsch
卵酒
ミルクセーキにアルコールを注ぎ込んだようなもので、甘いわりにアルコールが強くて不思議な味。
クリームを添えて飲んだりする。


といった感じです。
商店街に沿ってそんなお店を見つつ、かわいいデザインのマグカップでホットワインを提供しているお店があったらそこで一杯飲んでいこうと思っていたのですが、残念ながらWuppertalらしいものは見つかりませんでした。Schwebebahnなどがデザインされていたらそれだけで買いだったのに、と思いましたが仕方ありません。

まぁ今回は帰ろうかしら、などと思っていたら「さて、デュッセルドルフでも行きますか」と一緒に来ていたPさんが言い出しました。てっきり冗談かと思っていたのですが本気だったらしく、流されてそのまま電車に乗り込んでしまいました。

デュッセルドルフに着いたら着いたで、クリスマスマーケットが目的だったはずが「いやぁホットワインなんか飲んで酔った後はやはりラーメンが食べたい。せっかくデュッセルに来たのだからラーメン屋に行こう!」と瞬時にラーメン狂に変節し、大してマーケットを見ることもなくラーメン屋に向かうことになりました。完全に引きずり回された形になりましたが、こちらはこちらで楽しむことができたのでまぁいいやという感じです。

唯一寄ったクリスマスマーケットの出店ではホットココアを注文したのですが、「え、ホットココアですか?お酒なしでいいんですか?クリームもいらないんですか?」などと店員から呆れ顔をされました。こういう店員の対応が私にとってドイツを象徴するものの一つです。心地いい雑な対応でした。