続・Wuppertal留学日記

2016年10月から2017年3月頃まで、再度留学する機会に恵まれました。前回に引き続き、大学の様子や体験などを書き残していこうと思います。

(2016年11月23日(水):曇り) 哲学学生との交流

今日は、昨日出会った哲学専攻の日本人学生さんとポーランドの彼と一緒にデュッセルドルフに行きました。日本から来た彼は一週間弱しかこちらにいることができないらしく、なるべくあちこちを見ておきたいということだそうです。

デュッセルドルフでは飲み屋に入ったりクリスマスマーケットを見て回ったりしましたが、始終くだらない話をしていたように思います。大して重たい話題はでてきませんでした。

ポーランドの彼は、時折努めて軽薄に振る舞っているように見える時があります。根っこは結構ネガティブらしいのですが、普段はそのスイッチをオフにすべく奮闘しているような、そんな印象です。
昨晩は私が帰った後も遅くまで家で飲んでいたそうなのですが、二人とも驚くほど元気です。というか、カンファレンスが終わったならばともかく、直前のタイミングでそんなに浴びるように飲んでいて大丈夫なのかとこちらが不安になってしまうくらいです。私は発表の経験も乏しく、発表前は緊張の塊になってしまった記憶があります。
二人とも既に場慣れしており、肝が据わっているということなのでしょう。たくましいです。
結局夜までデュッセルドルフにいたのですが、二人はこれから家に帰ってまた飲むつもりなのだそうです。体力もアルコールの許容量も底なしなのでしょうか。かつて指導教員から「研究者は体力がないとやっていられない」というような話を聞いた覚えがありますが、この二人からは体力的ポテンシャルを大いに感じました。