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続・Wuppertal留学日記

2016年10月から2017年3月頃まで、再度留学する機会に恵まれました。前回に引き続き、大学の様子や体験などを書き残していこうと思います。

(2016年11月4日(金):曇り/雨) 寝過ごし...

生活事情

やってしまいました。

授業を寝過ごしてしまいました。目を覚ましたら11時過ぎでした。
昨晩遅くまで起きていた上に体調も悪かったので、道理といえばそれまでなのですが、それにしても油断していました。
ついでに体調の悪さも大して改善しておらず、踏んだり蹴ったりです。
最近は毎日出かけたり誰かと会ったり飲み会があったりということが繰り返されており、一人でいる日がほぼありませんでした。
おかげさまで寂しさはありませんし、また話し相手も増えたので基本的にはありがたい状況なのですが、研究があまり進んでいない上に体力的にきつくなってきました。
一日完全に暇な日が欲しいという贅沢な欲求が芽生えつつあります。

11時過ぎに起きたものの、結局そこからさらに二度寝してしまい14時過ぎに活動を開始しました。
シャワーを浴びても頭の重さは治らず、もうあきらめてタンデムに行くことにしました。

タンデムはほぼ終了していましたが、何人か残っていたためその人たちとKneipeへ行くことになりました。
なんだか今日はタンデム参加者の日本人もドイツ人たちもテンションが高く、非常に盛り上がっていました。
初めて知り合ったドイツ人の学生は経済学を専攻しているとのことだったのですが、日本の話をしていた際に731部隊の話を振ってきました。
「日本人に会ったらこれについて聞くようにしている」とのことだったのですが、あまり知っている人がいないとのことでした。
先日のポーランド人の彼も同席しており、「日本人は七生報国も731も知らないだなんてどうかしてる!」となんとなく共感できるようなそうでもないような主張をしていましたが、いずれにしても案外日本のことが知られていて驚きです。もちろん、タンデムに参加している学生たちはもともと日本に興味がある学生たちなのでしょうが、それにしても皆幅広く深い知識を持っているので驚かされてしまいます。
ポーランドの彼は「日本のナショナリストっぽいことをもっと知りたい」と言っていたので、「海ゆかば」を教えました。
ついでに軍歌のCDなども紹介したところ、えらく喜んでくれたのですが、なんだか尖った文化交流だなぁと思います。
私個人としては全力で楽しんでいますが...。
彼はハイデガーを専攻なのですが、ハイデガーはナチに共感的な態度をとっていたことで批判されています。そういったところからナショナリズムと思想家のつながりに興味を持ち始めたそうで、日本に留学していた最中に友人からあれこれ教わったのだそうです。そんなわけですので、ある種のジョークというか皮肉としてナショナリスティックなるものに対する興味が深いようなのです。とはいえ、あまり変なことを教えるのもどうなのかと思ってしまいます。ただ、本音を言うと、彼のそういうキャラクターが面白くて好きなので今後も変なことを吹き込み続けたいという欲求もあります。

タンデムの後は、15秒くらいしか話したことがない人から家に招かれていたのでそちらに行きました。
ドイツ語で話せる話相手が欲しいということだったのらしいのですが、ドイツ語ネイティブと話せるほどスキルがないので、同じくらいのドイツ語力の人を探していたのだそうです。
私も似たような状況ですので、相手のことはよく知りませんが興味本位で遊びに行ってみることにしました。
招いてくれた方は、ポーランドの彼とも仲が良いとのことだったので彼もいっしょに行くことにしました。

ピザなどをごちそうになりながら色々話していたのですが、チェコ人の彼は哲学を専攻しており、来週末に奨学金関連の面接・口頭試問があるそうです。
彼は交際相手と同棲しているのですが、彼らの間の共通語はフランス語らしく、それでは練習にならないということで招かれたようです。
改めてここの多言語文化が面白いと思えました。各種言語が混ざり合っていて、3~5か国語ほど使いこなせる人がざらにいます。
日本が単一言語で何とかなっている方が珍しいのかもしれませんが、日本人の私としてはこの欧州文化が羨ましく見えてしまいます。

結局12時過ぎまでお邪魔してしまい、また映画会などをやろうということで今回は別れました。

前半半日をふいにしてしまいましたが、後半半日は盛りだくさんな日でした。