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続・Wuppertal留学日記

2016年10月から2017年3月頃まで、再度留学する機会に恵まれました。前回に引き続き、大学の様子や体験などを書き残していこうと思います。

(2016年10月28日(金):曇り/雨) 初タンデム

生活事情

今日はまた朝からドイツ語コースです。

本日の内容は大体以下の通り。

[文法的事項]
・受動態の練習
・um...zu...と受動態の複合系
・Infinitiv(1格)+zuの用法

[会話/議論関連事項]
・意見の表明に用いる言い回し
- Ich bin der Meinung / ansicht,dass...
- Meiner Meinung nach...
- Ich glaibe / Ich denke / Ich meine, dass...

・同意表現
- Ich bin ganz / voellig deiner / Ihrer Meinung.
- Das finde ich auch.
- Ich denke darueber genauso.
- Ich bin mit (Ihrem Vorschlag) / damit einverstanden.
- Ich bin fuer (Ihren Vorschlag) / dafuer.

・否定表現
- Ich bin ganz / voellig anderer Meinung.
- Ich kann dir / Ihnen nicht zustimmen.
- Ich bin damit nicht einverstanden. / Damit bin ich nicht einverstanden.
- Ich bin gegen (Ihren Vorschlag) / dagegen.
-----
- dagegen...
- im gegensatz zu j3...
- waehrend...

こんな感じでした。

後半は学んだ表現を利用しながら特定のテーマについて議論し、それをクラス内で発表するような形だったのですが、このあたりのコミュニケーション力については自分はまだまだ他の学生に劣っているということを実感しました。
まず、発言の積極性が日本とは大違いです。疑問に思えばその場ですぐに質問するし、また自ら立候補して皆の前で問題を解いたりもします。
こういう授業形式であることは頭では分かっていたはずですし、今回は自分もそこに乗っかっていけるだろうと思っていたのですが、そう簡単にはいきません。
自分がちょっと考えている間にも質問や意見が飛び交っており、正直なところ場の流れのペースに置いていかれてしまっている節があります。
文法事項も一歩踏み込んだ内容になると理解が怪しい部分が多いですし、課題だらけです。

とはいえ、自分にとって足りないスキルは何なのかということを、各国の学生たちの中にいることで再発見・認識させていただけるというのはありがたいことです。
日本で一人で勉強しているよりも、自分について発見できることが多いです。
個性というのは多くの人(できれば自分と異なるタイプの人たち)と関わることで見えてくるのかもしれません。
その分、劣等感や無力感を覚えることも多いですが、これらも成長の糧というやつなのでしょう。
簡単に腐ってしまわずに辛抱強く取り組みたいところです。
日本では半年ほど腐ってしまっていたわけですが、この半年を無駄にするわけにはいかないのです。


午後は今期初のタンデムがありました。
タンデムは、日本語を学ぶドイツの学生とドイツ語を学ぶ日本の学生が交流する場のようなものです。
かつてはここでドイツ語会話の練習をさせていただきました。
ドイツ語コースには当然ながらドイツ人はいません。ですので、このタンデムがドイツ語ネイティブと知り合う貴重な機会でもあったわけです。
何人か二年前に知り合った友人たちもおり、久しぶりの再会を果たすことができました。
もう忘れられてしまっているのではないかと思っていたのですが、ありがたいことに皆私のことを覚えていてくれました。
初めて顔を合わせた人も多かったので、自己紹介をし合ったりしてお話しをしたいところだったのですが、今日はあれこれゲームが用意されており「人狼ゲーム」というやつを15人ほどでプレイすることになりました。
あれこれ会話する必要があるゲームなのでコミュニケーションに最適...かと思いきや、皆言葉少なにプレイしており、村人がほぼ無作為に殺されていくという理不尽かつ残虐な展開となりました。
私は早々に吊るし上げられたので茶々入れをして楽しんでいましたが、結局直接話すことができていない人もいるため若干不完全燃焼な感がありました。

ゲーム終了後は、旧友とあれこれ話していました。
研究テーマの話をしていたら一人非常に食いつきのいい友人がおり、彼に小一時間捕まってしまいました。
じっくり話すことができて楽しかったのですが、同時にちょっと疲れもしました。

人狼趣味者たちは引き続いてゲームをしていたのですが、私はその友人を含めた数人と町へご飯を食べに行くことにしました。
トルコ人の友人がお勧めのケバブ屋を教えてくれました。確かにいつも食べているケバブスタンドよりおいしい気がします。
その後、食事組も解散と相成ったのですが、まだ時間は18時頃だったこともあって名残惜しいということで、残った数人でビールを飲みに行くことになりました。
タンデムに参加している学生の中には日本への留学経験がある方も多く、一緒にビールを飲みに行った友人もその一人でした。
彼はポーランド出身で、今はドイツで哲学を専攻しているそうです。専門はハイデガーらしいのですが、ハイデガーは日本で非常にポピュラーとのことで、翻訳のバージョン数も日本がダントツで多いのだそうです。今は博士課程だということで、発表やら論文やらで中々忙しそうな様子でした。
彼は非常に気さくで面白いのですが、酔っぱらうと若干下品な話を始めるタイプです。
日本語で下ネタをあれこれ言われたのですが、一体誰がこんな言い回しを教えたのかと頭を抱えたくなるような表現が何度も飛び出してきたので驚きました。
下ネタもある種のユニバーサルな言語というかトピックなのかもしれませんが、まぁなんというか...何とも言えないものがあります...。
ですが、そういう馬鹿な話をできる友人というのも大切なものなのだろうと思います。ポジティブに表現すれば打ち解けやすいキャラクターということですし。

タンデムを通じてコミュニティを広げていきたいと思います。