続・Wuppertal留学日記

2016年10月から2017年3月頃まで、再度留学する機会に恵まれました。前回に引き続き、大学の様子や体験などを書き残していこうと思います。

2016年10月13日(木):晴れ セメスターチケット入手

昨晩は1時前に就寝、今日は9時30分頃起床。朝ごはんを昨日買ったカップラーメンで済まし11時頃から活動開始。

まずは各種メール返信、そののちに昨日分のブログアップを行いました。

次いで、改めてWUSELへのログインを試してみることに。13時頃、ついにログインに成功しました!いやぁよかった。これで留学人生が本格的に始められる!

早速、揃った書類を印刷したり、書類データの整理などをしていたら2時を回ってしままいました。なんだか今日は作業をしていてもずっと眠い状態です。
お昼ご飯に、昨日友人に教えてもらったMaultaschenというものを茹でてみました。水餃子のようなものなのですが、調理も簡単だしおいしいというありがたい商品です。これから使っていきたいと思います。
頭が働いていないので、日本から持ってきた本を読んで4時頃まで過ごしてしまいました。ドイツにいながらドイツ語を読み進める元気がないという情けなさ...。

目を覚ますためにコーヒーを飲もうとお湯を沸かしつつ、タバコを吸いに外へでました。寮入り口の灰皿付近で吸っていたら、「Excuse me!」と上から声が。
ベランダでタバコを吸っていた学生が部屋から声をかけてくれました。

部屋で喫煙して良いものか不安だったらしく、それについて質問されたのですが、自分もそれが分からず不安だったから灰皿付近で吸っていたのです。
「灰皿持っているならいいんじゃない?外で吸うの寒いし。」と答えたところ、相手は「トイレに捨てて流している」などと言うではありませんか。
なんと!そんな技があったとは!「今度試してみる!」と返事をしておきましたが、正直なところやる気はありません。さすがにそれは不安ですし、なんだか罪悪感があります。
でもあれですね。こういうちょっとしたことで声をかけてもらえるというのはなんだか嬉しいですね。
人付き合いの距離感の違いはカルチャーショックの一因でもありますが、慣れてくれば楽しみの一大要因にもなります。

晩御飯にはスパゲッティと昼の残りを食べ、しばらくあれこれ作業をしていたら、メッセージが来ていたことに気が付きました。
今日は国際交流課主催のイベントがあったらしく、20時からKneipで人が集まっているとのことです。またもや忘れていました。国際交流課は今週をwelcome weekと称して新しくやってきた留学生たち向けにイベントを企画してくれているのです。ただ、私はすでに幾つかのイベントは前回留学時に参加しましたし、それに今回の最初のパーティがあまりにも激しすぎてついていけなかったのでちょっと彼らのイベントに対して腰が引けているという状況です。

とはいえ、お誘いしてくれたのだからせっかくだし...ということで、既に22時を回ってしまっていたものの、顔を出してみることにしました。30分くらいしかKneipにはいられなかったのですが、二・三人新しい知り合いができました。

一人は政治学を勉強しているドイツ人の学生で、歴史にも興味があるとのことです。
自分の研究について話していたらすごい勢いで食いついてきてくれました。
この後、ODEONという大学寮に併設されたバーでパーティがあるから来ないかと誘われたので、ホイホイついていくことにしました。
初めて出会った人にビールを奢ってもらい、飲んでいるうちに彼とはぐれてしまいました。しかも、ODEONには人が溢れかえっていて居心地があまりよくないという何ともやりきれない状況です。まぁまたイベントに参加してればそのうち彼と再会できるでしょう。

そんなわけで、仕方なく帰宅しようと歩いていたら、日本人学生と出会いました。彼も疲れていたらしく、二人で一服。そのあと、部屋でゆっくりしましょうということになってあれこれ話していました。
彼は独文学科所属とのことで、ドイツの社会状況や歴史についても造詣が深く、学部生にしてゼミでゴールドハーゲン論争についてまとめたということです。私は前回留学中に本で読んで知ったところだというのに。
やはり専門学部でやっている学生は一味違うなぁと、文系学部を羨ましく思うとともに彼を尊敬。
彼の大学はドイツ国内だけでも10校前後の協定校を持っているらしく、その辺も都会の私立はすごいと思います。学費もすごいらしいですが...。

2時ごろまでお互いの部屋を紹介しあったりして、最後に一服して別れました。
話し相手がいるのは嬉しいことです。

さて、セメスターチケットも手に入ったので明日は住民登録に行こうと思います。
彼によると、朝一番で行っても一時間くらい待たされてしまうということだったので、ある程度時間がかかることは覚悟しておきます。


ベッドに入るころには3時を回ってしまっていました。